坂の上の雲をさがして

長すぎて 僕の体に 秋の風 ~児玉源太郎、晩年の一句~ 「坂の上の雲」を読んで以来、児玉源太郎に惹かれました。色々と。自分なりに、児玉源太郎について(語るより描けの精神になりつつありますが)語りとうございます。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

児玉源太郎の逸話~ふたりの将軍~

乃木大将と児玉大将

乃木希典大将と、児玉源太郎大将はふたりともそれぞれ3・4代の台湾総督を経験している。
その当時、台湾での総督官邸というのがふたつあり、古い方は洋館で、新しい方は日本家屋だった。その新築のものは前任の桂太郎大将が建てさせたもので、特に執務室である2階部分は大層豪奢なつくりであった。

乃木大将は、着任早々に文官・武官の宿舎などを巡回して見たとき、それらの建物が余りに粗末だったので、これではだめだ、と言って官舎の新築を命じた。完成を急がせている間、乃木大将は自身も質素にと、古い洋館の方で過ごし、けして新築の建物には入らなかった。他の官僚が
「何故お入りにならないのですか」
と伺うと、乃木大将は生真面目な顔で
「君たちがこんな粗末な宿舎にいるのに、こうした立派な官邸に住むのはもったいない」
と言って、それを終始通したそうな。

ところが、児玉大将が4代目の総督になって赴任してからも、どうしたものか大将は新築の2階には上がらず、いつも1階の秘書室で起居していた。これもまた官僚のひとりが見兼ねて
「児玉閣下はなぜ2階にお住まいになりませんか。いつも階下に居られて、暑い暑いと言っておられるのは、けして褒められた話ではありません」
と思い切って言う。
児玉大将は呵々と笑って
「俺が2階に上がらないのは乃木が上がらないのと訳が違うよ。俺はあんな料理屋の腐ったような2階に居るのはまっぴらだ」
と言って、一向に構わなかったそうな。

と、ここに乃木大将と児玉大将の性格が窺える。


『明41・10刊、児玉大将伝』より。
※原文のままだと読みづらいので、少し変えて読みやすく書いています。

↓ぜひポチッと押してくださいませ(*´ー`)
にほんブログ村 歴史ブログ 偉人・歴史上の人物へ

| 児玉源太郎:逸話 | 18:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kodama414.blog56.fc2.com/tb.php/83-9fd30287

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。